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2006.10.14

10月14日(土)

今日の東京は、とてもいい天気です。
こんな気持ちのいい休日の朝は(あ、もう昼だ)、
茂木健一郎さんの言葉について考えることから始めましょう。

著書「脳と仮想」の中で、茂木さんは書かれています。
「芸術は、人の心を傷つけることで感動させる」と。

優れた芸術に接することで感動した時、
僕らは、胸の中をえぐられた様に感じ、
身動きがとれなくなり、涙が溢れ出し、
そこから立ち直るのに、暫くの時間を要することがあります。

初めて神代辰巳さんの映画を観た時、
僕はまさに、そんな状態に陥りました。
(神代さんがどういう映画を撮られる方かは、
 あまりこのブログ的ではないので伏せておきますね・笑)
その映画の持っていた何かが、僕の中に突き刺さってきて、
上映後の暫くの間、その場から立ち上がることが出来なかったんです。
その「何か」が一体何なのかは、未だに解らないし、
簡単に解る様なものならば、突き刺さる前に、
理解することで、頭の中に収納されてしまいますよね。

「傷つけるといっても、もちろん、
 心ない言葉のように不快な形で傷つけるのではない。
 その瞬間に、何かが自分の奥深くまで入り込んで来たような気がする。
 ああ、やられたと思う。その時の感覚が何時までも残り、
 脳の中で、何らかのプロセスが進行しているのが感じられる。
 その過程で、世界について、
 今まで気付かなかったことに気付かされる。」

(本文より)

それは決して不快な感覚ではなく、
むしろ、何度でも味わいたいと強く望む様な感覚。
ずっと言葉には出来なかったけれど、

「心を傷つけることで感動させる」

確かに、そうだ。
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この記事へのコメント
きゃは。
ななさん、それだと必然的に、
僕の「◯」が優れた芸術ということになりますけど・・・
いずれにしても気に入って下さって、とても嬉しい。

深いですよ。深くて、愛で包まれているんです、茂木さんの世界は。

え~っと、神代辰巳さんはですね、
いまのうちに弁解しときますけど、あれは立派な「文化」です。
一時期の某映画会社が、ああいう作品を大量に作ることでしか
自社の延命をはかれない状況に陥ってしまったらしく・・・
(すごい言い訳っぽいですね)
だけど、作った若い監督達は才能も志もあった。
だから、ああいうものでも、今また評価されている。 らしい・・・

まぁ、それはいいとして、
心を「傷つける」っていうやり方の「癒し」もあるってことかなぁ?
(なんかよく分かんないまとめ・笑)
Posted by littleblue at 2006.10.17 00:59 | 編集
ああ、そうなんだ?そうだったんだ。。!!
だから、私はインスピレーションであのクッキーを造ったんだ?
それを、言葉に表すと、つまり、「心を傷つけることで感動させる」。
こういう事だったんだね~

あはは~★ 確かにそうだっ(笑)

私のクッキーにはこの言葉通り、素直に「感動した」ってのがそこにちゃんと表れてる!(笑)
私のリトルブルーさんに伝えたかった事全てが、偶然にも茂木さんの本に言葉で表現されてて、少し感謝しちゃったわ。(笑)

あの、通りデス。
わははは~~


ああ、深いなぁ、茂木さんのセカイは。。。

ところでさぁ、そのココのブログキャラでは無いと云う神代辰巳さんの映画とやら、そっちの方が、私的、興味があるわああ~~ (爆笑)
なんだろ?
怖いのかなぁ。。。??
どんなんだろ??
今度こっそり見てみます!(爆)
(、、って、意地悪かぃ?(笑))
Posted by なな at 2006.10.15 16:47 | 編集
jasuminさん、
ええ。本日は「モノ」ではなく「モギ」で。
もう、そんなカテゴリー作ちゃいそうな勢いです。(笑)

苦笑しちゃう感じ、わかります。
僕も、書いてあることや話されてることが面白すぎると、
思わず、ニヤリとしている自分に気付くことがあります。
(怪しいですね、街でもそういう人いますよね)

それにしても、
>親しい人でも触れることのない心の部分に及ぶ
って、確かにそうだなぁ、と思いました。
なるほど。面白い。
親しい人でも、自分自身でも、なかなか触れることが出来ない深~い部分。
そっこに、優れた芸術ってヤツは、触れることができちゃうんですよね。
恐るべし。

そういう僕も、実は最近、そこまでの経験がないんです。
何でだろう?
上に書いた出来事は、もう7~8年前のこと。
でも、それとは別の何かを得ている様な気もして、
それほど焦らないことにはしていますが。

そうかぁ、jasuminさんにとってはスパイラルですか。
確かに、あそこは僕にとっても、こちらに来たばかりの頃、
東京での自分の興味を象徴した様な場だったかも・・・

心と体が疲れていても田舎から出てくるんですから、
それはとてもエネルギッシュなことだと思いますよ~。
Posted by littleblue at 2006.10.15 02:59 | 編集
ganbaさん、どうも。
「いたく感動した」なんて言い方もしますもんね。

「絶景」って登山か何かかな?
もう一つ茂木さんが仰っていたことがあって、
それは、脳が感動を得るプロセスとして、
例えば登山のように長い時間を経ることも必要だ、ということです。
そこを省略して、ヘリか何かで直接山頂に運ばれたとしても、
それはおそらく、自分の足で辿り着いた時よりも
とても小さな感動で終わりますよね。

一足飛びでは、大きな感動を得ることは出来ない。
確かに、そういう経験ってありますよね?

(とか言って、ganbaさんの言う「絶景」ってのは、
 車に乗って見に行った夜景のことだったりして・・・笑)
Posted by littleblue at 2006.10.15 01:57 | 編集
休日の朝は「モノ」じゃなくなったのね?(笑)
 
最初に拝読した時、笑っちゃったんです。苦笑かな?
その「やられた」って感じがわかりすぎて。
あるよね、「やられた」
自分でも意識しない、
親しい人でも触れることのない心の部分に及ぶ
無痛の傷ですね。
私としては、痛くて涙が出るんじゃなくって
気付いたら涙が出ていた感覚です。
最近そういう経験が少なくなっちゃって(皆無かな?)、
いつだったろうと思い出そうとしています。
初めてスパイラルマーケットに足を踏み入れた瞬間の感覚もそんな感じだったかも。
(心と体が疲れた田舎モンだから、ショックが大きかったのかな?笑)
ittlemogiさん、賢いね。
Posted by jasumin at 2006.10.15 00:28 | 編集
確かに!
感動した時って、「痛い」に似た感覚がありますね。
絶景を前に、自分でも訳がわからないけど涙が出る・・・っていうのも、「傷つけられた」からなんですね、きっと。

それに気付いて言葉にする感性ってすごいなぁ。。。
Posted by ganba at 2006.10.14 13:41 | 編集
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