--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006.10.08

自分の色

「 ぞうってものは はいいろです
  それはだれでも しっています 」

レレブムは青い象です。
レレブムは自分の色が大嫌いです。
みんなと同じ灰色になりたい、そう願っています。




「 ぞうさんレレブム 」 文・絵 シュレーダー  訳 矢川澄子

自分の色が好きになれない。
そういうことって、僕もあったかも。
自分とは全く違った色を目標に掲げ、そこへ向って一目散。

でも、その途中で思ったことは、
(「気付いた」かどうかは分からないけれど、「思った」ことは、)
自分が嫌っていたその色を、
好きでいてくれた人もいるらしいということ。
自分の中の色のある一面が、
他人にはいい色として映っていたこともあるらしいということ。
自分の色とその周辺に目をやった時、
それを支えているのは、自分だけじゃなかった。

話は変わりますが、
ただ「いい色」というものはない、そう思います。
あるものが、ある色を帯びた時、
そのものは、「いい色をしている」と言えることがある。
また、ある色が、別の色の隣にきた時、
あるいは上に下に、重なり合った時に、
その色の組み合わせから、固有の良さが生まれる。
そういう在り方でしか、
いい色というのはあり得ないのではないか、そう思います。

だから、
色を変えようとしなくても、
その色が、よく見える場面を探してみる。
別の色をちょっとだけ組み合わせてみる。
そんなのも、ありかな?

レレブムは、緑になり、白になり、その度に傷いて、
最後にまた、もとの色である青に戻った時に
至上の安堵と喜びを得ることになります。

「 ああほっとした ラッタッタ
  みんなのいろは どうだって
  ぼくはやっぱり あおいぞう
  てんかいっぴん ラッタッタ 」

自分の色なんてのが、もし本当にあるのだとしたら、
何よりもまず先に、その色のことを、
もっともっと「解ってやって」みること。
自分の色が好きになれなかった僕は、
実は、自分自身がどんな色をしているのかなんて、
全く解っちゃいなかった。(笑)

今回はいつにも増して、
自分の側へ引き寄せて書いちゃいました。
本当は上に記した本文の様に、リズムカルで楽しい絵本です。
この記事へのトラックバックURL
http://lionni.blog42.fc2.com/tb.php/192-3557b762
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
ganbaさんの仰る通り、
僕も、自分の色は一色ではない、そう思います。

接する相手によって自分が変わるということは、
悪い意味で語られることが多いですが、
自分の在り方というのは、一つである必要もないですよね。

無理して、なりたい色になろうとするよりも、
その時々の自分の色をもっとよく見つめて、
その中にいいものがあるのなら、それをもっと伸ばしてみる。
そっちの方がいいのかな、なんて。
決して、あきらめの態度としてではなく。

例の絵本、見つけられたんですね。良かった。
「たっくさんのことが詰まっている」、
ふふふ。そう思われたのなら、
それはきっとganbaさんの中に詰まっているからだと思いますよ。
Posted by littleblue at 2006.10.15 01:46 | 編集
自分の色って、わからない。
わからないのに、「好きじゃない」っていう気持ちだけはあったりして。

この記事を読んで、あぁそっか・・って思いました。
自分がいい色になれる相手って、確かにいるな・・って。
いい色になれる空間っていうのも、あるな。。。
景色でも物でも・・・ある♪

自分の色は、きっと一生わからないだろうと思うし、たぶん一色じゃなく色んな色を持っているんだろうと思うけれど、いい色を発色できる環境をたくさん見つけてたくさん作っていきたいな。

また新たな視点、ありがとう(^^)

あ、そうそう、先日やっと「どんなかんじかなあ」を読むことができました。
たっくさんのことが詰まっている本でした。
読んで良かった(*^_^*)


Posted by ganba at 2006.10.14 13:34 | 編集
jasuminさん、
あ~、確かに。僕も納得できたことなんて、ないですね。
でも少しずつ、ゴツゴツしたものが平らになって来ている感じ。

「解るために見つめること」は、
きっと、そうする必要がない時(人)もあるんですよね。
せざるを得なくなった時に、すればいいとこ。
その必要がない人は、僕から見ると「強い人」で、ちょっと羨ましいです。

でも、最後の言葉には気付かなかった・・・
「てんかいっぴん ラッタッタ」
ハハハ。かなり自信持っちゃってますね~、レレブムくん。
Posted by littleblue at 2006.10.12 07:56 | 編集
フラニーさん、
みなさん、若い頃って自信が持てないものなのかな。
心の奥底に、根拠のない自信はあったりするんですけどね。(笑)

結婚されて、お子さんを生まれると、
必要とされる機会が多くなって、自分もどんどん強くなっていって、
少しづつ、自信が持てる様になってくるのかな。

次のステップ(?)、楽しみですね。
僕もそんなふうに、良く過去を振り返りながら、
未来にも希望を持っていきたいです。

シュレーダーさんの作品、確かにこの「レレブム」は
タッチが全く違うとどこかで呼んだことがあります。
でも、僕はこれ以外を知らないんです。
今度探してみようかな。
Posted by littleblue at 2006.10.11 07:45 | 編集
こういうお話って、みんな思い当たることがあるんですね。
自分の色なんていうものを意識し始めてから、
自信をもてたり納得できたりしたことはないですね。
悲しい話ですが。
たぶん仰るように、組み合わせや背景によって「いい色」になる
ってことも理解してるつもりなのだけれど。
きっと「解ってやって」いないんですね。
解るために見つめることも、避けてきたかもしれません。
「てんかいっぴん ラッタッタ」
口ずさみたいなぁ(笑)
Posted by jasumin at 2006.10.10 22:51 | 編集
自分の色が好きって思えない自分のおはなし、
わたしもずっとそうだった20代を
切なくふり返ってしまいました(笑)
・・・というか、
自分にまるで自信が持てなかった20代かな。
それでいい、それがいいと言ってくれる人の
存在って、大きいですよねー。
おかげで30代で少し自分のことを
認めようと思えるようになりました。
さて、40代は・・・どうだろう。

ビネッテ・シュレーダーの他の絵の印象とは
まるっきり違うレレブムの絵に、びっくりですね。
わたしも読み直してみたくなりました!
Posted by フラニー at 2006.10.10 15:54 | 編集
ななさん、ありがとうございます。

僕もななさんの様に、
>私と同じような事を考えてる人も実は結構居るのね?
と思うことができて、救われることって結構ある。

それって、自分の考え方や感じ方に自身が持てないってことなのかな?
自分独自のものを持ちたいと思う一方で、
みんなと、あまり違いたくはない。という気持ちもありますよね。
どちらか片方にはなれない、弱い(?)自分がいます。
(なんか、何の話か分かんなくなってきたゾ・・・笑)

たぶん、答えは一つじゃなくって、何通りもあるんですね。
(あ、もっと分かんなくなった・・・笑)

いつもお断りしていることなのですが、
僕の絵本の紹介は、かなり内容から離れてしまっていることが多いので、
その点を了解した上で、良かったら是非読んでみて下さいね~!
Posted by littleblue at 2006.10.09 23:30 | 編集
この絵本を教えてくれて有難う!

今の私にも、私の大好きなヒト(笑)にも「今、最も必要な絵本」だなあ、と思った。 想いは届かないけど!(笑)
時に他人が羨ましくてしょうがなくなる私には自分がイチバンと思えるぱぱがまた羨ましくて。そしていつもここの記事に書いてる様な事を言われちゃうの(笑)
ここのblogを見つけて私ほんと良かったなと思う。私と同じような事を考えてる人も実は結構居るのね?(笑)
(泣きたくないんだけど(笑))堪らなくなって泣いちゃうなぁ… (笑)

これ絶対読みたい!!
Posted by なな at 2006.10.08 16:16 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。