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2006.09.09

OBI



ドイツはSCHAAF(シャーフ)社のオルゴール、OBI(オビ)。
デザインは日本の加藤裕三さん。
長年グリコのおまけを作ってこられた方の様です。

ただのオルゴールなんです。
上部の赤と青を引っ張ると、土台の中央からの紐が伸びて、
それがゆっくりと戻っていくまでの間に音楽が奏でられる。
それだけ。
でもその戻っていく様が、
とてもとてもゆっくりで、それはもうゆっくりゆっくりで、
僕の様なおじさんは、そこに「人生」を見てしまったんですね。(笑)

だって赤と青は、
昇りつめようとした瞬間(ちょうど側面と上面の境目で)、
必ず一度つまずくんですよ。
それからまたゆっくり起き上がり、
それはもうゆっくりゆっくりと、最後には中央に辿り着く。

姪への一歳の誕生日プレゼントを探していて見つけたのですが、
お店の方にその場で「実演」をして頂いた際、
おじさんはもう、涙をこらえるのに必死だったんですから。

「 ぼくらはそこにない無数のものをこめて、それを見ている 」
 とは、野矢茂樹さんの言葉。
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この記事へのコメント
こうめさんへ。
あらら、朝から深く考えさせちゃった・・・

ちょっと話が長くなりますが、何かの本を読んでいた時に、
絵本には「通過型」と「同伴型」があるという話が書かれていて、
(ご存知かもしれませんが)
通過型ってのは、成長の過程で、ある時期に通過しなければいけない絵本。
同伴型ってのは、成長していく中で何回も何回も読まれ、
共に成長していける絵本。
すごく簡単に言っちゃってるけど、そんな感じらしいです。

で、この「オビ」を見た時に(絵本じゃないけど)、
これは明らかに同伴型だと思ったんです。
だから姪が、ずっとずっと大きくなっても持っていてくれて、
年に1回でもいいから、あの紐をツゥーっと引っ張ってくれたらいいなぁ
なんて想像してしまったんです。
そしたら、もうこれしかない!と。

そういう意味では、こうめさんのそのお話にちょっと近いかも。
そんな素敵なことになるといいけど。

でもこうめさんって、これからおばさんになるんでしたっけ?
ごめんなさい、もうおばさんだと思ってました。
(↑ なんか変な言い方でごめんなさい・笑)

それは、とってもとっても楽しみですね。
お互い、おばさん・おじさんの役目を全うしましょうね。
Posted by littleblue at 2006.09.12 23:29 | 編集
おはようございます☆

あらら、じつは、そんなに深く考えてなかった!
ごめんね。

物語とは別のところで、そのエピソードはでてきて、
(いや、別じゃないんだけど、ややこしいので、別ということにして・・)
その、うんと小さくてその真価を知らないうちから
いつもお誕生日にひとつづつ「本物」のものをもらう・・
(おばあちゃんから、もらってました。)
というのに、心ひかれたっていうことなのです。
ロマンチックでいいなって、思って。
良しとも悪しとも、してないです。

miyacoさんの、おはなし、おぼえてます。
そうだよな・・って、思ったのをおぼえてます。

自分の子にも、もちろん、ステキなものもたくさんあげる。
でも、こんなかわいいオルゴールとか、
すてきな積み木ばっかりあげるのは、
やっぱり、わたしたちおじさんおばさんの役が、ぴったりだと思って。

来月くらいに、わたしもおばさんになるのよー
女の子なの!


Posted by こうめ at 2006.09.12 09:46 | 編集
こうめさん、おはようございます。

そのお話は、残酷で美しい話ということですが、
「本物」を良しとしているのですか?
それとも「本物」ばかりではいけない、ということですか?
以前、miyacoさんともちょっと似た様なことをお話したんです。

僕も、自分の子どもには出来ないと思うんです。
姪っ子には当たり前だけど、他にもたくさん周りの大人たちがいて、
色んなものを貰っていると思います。
そして、こういうもの(本物?)に歓心があるのは、
おそらく周りでは僕だけなので、「こんなものもあるよ」という意味で
僕からは「こっち系」をいつも贈りたいと思っているんです。
あくまで、一つの選択肢の様なものとして。
姪っ子に会うのはたまにだし・・・(けっこうお高いから・・・)
ホント、姪っ子には「狙っている」という言葉がピッタリ。(笑)

あ、だから自分の子どもにも、出来ないというよりは、
周りの状況を見て、そこにない色んなものを見せていきたいって感じかな。

よかったら、こうめさんの
「自分の子には、できないと思う」の理由も聞きたいな。
Posted by littleblue at 2006.09.12 07:58 | 編集
こんばんわ。

もしかして、違う話なのかもしれないけど・・

ずっと昔から好きな、岩館真理子さんの漫画に、
小さい頃から「本物」ばかりをプレゼントしてもらっていた子の話があって、
(それは、とても残酷で美しい話なのです。)
それ以来、本物をプレゼントすることを、いつも思ってます。

でも、それは、思ったからできることではなくて・・
なかなか、機会は、巡ってこない。

わたしもね、姪っ子に、狙っているんです。
たぶん、自分の子には、できないと思うの。
もしかして、一瞬ですぎちゃうかもしれないけど、
でも、littleblueさんがオルゴールを見に行った、
そんな気持ちで選んだ贈り物のこと、
いつかふっと知ってしまったら、素敵だよな・・って、思ってます。

Posted by こうめ at 2006.09.11 22:16 | 編集
ともちゃん、おはようございます。

現実に起こっていることなんて、ほんの些細な、
素っ気ないことの連続なんだと思います。
でも人間には「無数のものをこめる」想像力があるから、
こんなにも豊かな世界が見えるのかな、と。

お店で見かけた際には、ぜひぜひ引っ張ってみて下さいね。
驚くほどゆっくりで、
たったこれだけで良しとしてしまった
デザイナーと企業の勇気を感じちゃいました。
やっぱ、絵本とおもちゃの世界は深い・・・

でもね、「大人も子どもも、じっと見入ってしまう」と
商品は紹介されているのですが、
うちの姪は、掴もうとして、食べようとして、もう大変でした。(笑)

あぁ・・・姪が生まれたから、おじさんってことです。
(そうでなくても、かな?)
えぇと、ともちゃんは、大丈夫です・・・きっと。
Posted by littleblue at 2006.09.10 11:39 | 編集
何かすごく伝わってきました。
「 ぼくらはそこにない無数のものをこめて、それを見ている 」
同じものを見ても見る人によって感じ方が変わるのもそのためだね。
その人の後ろにあるもの、経験とかによっても変わってくる。
だからおもしろいんだけど。
このオルゴール、シンプルでとっても素敵。
これを選ぶところがまたセンスいいなあとうなってしまった。
このオルゴールはどんな音楽を奏でるのかしら。
戻っていく様を私も見てみたい。
littleblueさんの話を思い出して泣けてきちゃうかもね。
それにしてもおじさんなの?私よりずっと若いのに~。
あ~やっぱりわたしもおばさんなのね~。ぷぷぷ
Posted by ともちゃん at 2006.09.10 06:22 | 編集
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