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2007.07.15

信じる。


初めて煙草を吸ったのは、おそらく中一の時。
近所のお寺の床下に潜り込み、友達同士で吹かし合った。
その一服を、本当にウマいと感じることができたなら、
それはもう「お子様」からは抜け出た証拠なのだ、と信じて。

「 信じることに場所をあけるために、
  知ることに制限をくわえなければならなかった。」

と、ある哲学者は言ったらしい。

知ることはとても大切だけど、
知っても知っても、僕らには所詮、
この世界の全てを知り尽くすことなんかできない。

だから、
ある地点で「知る」を諦めちゃって、というか、
知ることで理解する(した気になる)ということに歯止めを打って、
変わりにそこから先は、ただ無心に信じてみる、
なんてのも、たまにはいいんじゃないか。
信じるという心の在り方でしか観えてこないものも、
きっとあるんだろうし。



妖精については、
あまり知り過ぎない方がいいのだろうか?

降り続く雨に気がしずむ日は、
なんだか、そんなことも考えてしまう(笑)
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