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2006.06.10

見て欲しい。

花がほしかったわけじゃなかったのに、

どうしてもどうしても

花を見せたい気持ちの自分がいた。

どうしてかわからない。

でも花を見せてあげたかった。

(本文より)



「 ふたりの絵本 結婚。」 ナガオカケンメイ

この本は、ナガオカケンメイさんというクリエイターが
奥さんに宛てて書いた手紙を、そのまま文庫化したものです。
手書きの文字にラフな線画を「そのまま」に。
とても個人的なものなので、僕の思いは挟まずに、まずは説明しますね。

結婚2年目。
子どもは生まれたけれど、夫の仕事は多忙を極め、
妻は育児に追われ、家にいてもすれ違いの多いふたり。
そんなある日、夫の会社へ妻からの電話がある。

「 なんだかつかれたから花を買ってきて。」

もちろん最初、夫は苛立つ。
こんなに忙しい時に、って。
でも、その日の仕事は案外はやく片付き、
深夜12時過ぎ(って遅いじゃん)から、
夫は妻のために花を探しにゆく・・・
そんなエピソードを通して、
結婚して忘れかけていた「好き」という気持ち、
それを思い出すことが出来たと、夫は妻に手紙で伝える。
こんな感じ。

僕はまだ、結婚を経験していません。
だけどこの「どうしてもどうしても 花を見せたい気持ち」、
わかる様な気がするのです。
それは、自分の中にある何ものかを
見せなければいけない、伝えなければいけない・・・
そんな切実な想いと似ています。
本当は「花を見せたい」んじゃない。
花を見つけた「自分」を見て欲しいんだ。(子どもみたいですね)
そして、それを見た時の「あなた」の顔を見たい。
そう思います。
学生の頃、必死で作品を作っていました。
課題もやったけど、それ以上に、常に何かを作っていました。
それは、自分の中にある何ものかを、他人に見せたかったからです。
不器用な自分を、作品を通して見て欲しかったからです。
そしてやはり、「あなた」の喜ぶ顔が見たかった・・・

すみません。
いつの間にか僕の想いの方へ引き寄せてしまいましたが、
その手紙の最後の方には、こうあります。



つまりは「ふたり」の、そういう絵本です。
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Posted at 07:53 | 絵本 | COM(15) | TB(0) |
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